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2006年 11月 25日
金曜日の予報は雨。せっかく有給とったのに・・・と腐っていたら、いつの間にか快晴の予報になっていた。
やはり、日ごろの行いは良くしておくべきである。 当日の風はやや強めの北西。空気は澄んでおり、テイクオフ東側からは霞ヶ浦やそのさらに先の太平洋までが見渡せた。まさに絶景である。 当初の予報では、日中は北東になるとのことであったため、風向きが変わるのを山頂で待つ。 が、13時を過ぎてもさっぱり風向きが変わる気配がない。仕方がないので、西側へ飛ぶことになった。13時30分頃、離陸。 離陸直後に右へ舵を取られ、あわてて修正しようとして失速。(自分ではシンク帯に捕まったのだと思ったのだけど、後から聞いたところによると失速だったらしい) バリオはプゥゥゥゥゥという間抜けな下降音を上げ、あっという間に高度が落ち、前方からは凄い勢いで山の出っ張りが迫り、自分は泣きそうになる。ベースバーを引き込んで速度を回復させ、何とか墜落を免れる。(自分ではシンク帯から脱出するために速度を上げたつもり。結果だけ正解) 木の枝が、一本ずつ視認できるぐらいの距離で後ろへ流れてゆく。改めて冷や汗をかく。 気分を落ち着つけて周囲を見回したところ、さっきの失速でずいぶんと高度を落とした模様。これではランディングにたどり着くぎりぎりの高度しかない。ろくに遊べないな、とへこむ。 なるべく高度を落とさぬよう、山肌に沿ってランディングを目指す。しばらく進むと、急に右翼が大きく持ち上がった。結構大きそうなサーマルだ。まわしてみるべきか?でも、上げ損ねたら戻れなくなるな、と一瞬迷う。そこに、無線で「右!右に回せ!」とアドバイスが入る。意を決して機体を右へバンクさせる。今度はバリオからピピピという景気のよい上昇音がなり始める。そのまま半周ほどしたところで、上昇音が途絶える。サーマルの外にでてしまったらしい。そのまま旋回を続けて再チャレンジ。もう半周まわしたところで少しの間旋回を緩め、サーマルの中心と思われる方向へ入る。今度はさっきより長く上昇音が続く。もう一度チャレンジ。もう少し旋回の中心をずらす。今度は鳴り止まない。 ピピピピピピピピとバリオが景気よく鳴り続ける。どんどん高度が上がってゆく。一周するたびに、周りの景色が下へさがっていく。サーマルの中心も風に吹かれて移動するので、それを追いかけてバンクを緩めたり強めたりを繰り返す。すっと旋回を続けているため、いい加減腕がくたびれてくるはずが、ぜんぜん気にならない。 高度600あたり?で遂に周りの山の稜線高度を越え、360度の視界が確保された。思わず「うひょー!」とか叫ぶ。高度はまだ上がり続け、800を過ぎたあたりでようやく上昇が止まる。このとき高度は836mで自己新記録を達成。 旋回をやめて直線飛行に移り、景色をボーっと眺める。ずっと下のほうに、先ほど自分が飛び立ったテイクオフが見える。とりあえず、テイクオフの真上に移動してみる。 テイクオフ上空、高度720ぐらい。テイクオフの標高が約500なので、+200mぐらい。 この後また、高度が落ちたり上げなおしてりを繰り返すが、14時を過ぎたあたりからサーマルが弱くなり始め、結局14時20分頃着陸。着陸には失敗し、派手に転んだ。 25日土曜日。足尾山テイクオフ上空にお客さん。こいつはモーター付グライダーと呼ばれる。 グライダーとは滑空機ともいい、ハンググライダーのように上昇気流を頼りに飛ぶ乗り物であり、エンジンのない飛行機である。こいつはそのエンジンのない飛行機にエンジンをつけたものなのだけれど、飛行機ではないらしいのである。 #
by himajin1208
| 2006-11-25 22:49
| 鳥の目
2006年 11月 13日
ワタクシ、暇人の趣味は空を飛ぶことです。
こういうと、大抵の人は私を変な目で見るわけですが、文明の力は大変偉大であり魔法や妄想、あるいは薬などの怪しげな手段を使わずとも人間はちゃんと空を飛ぶことが出来るわけです。 ではどんな方法で飛ぶのかといいますと、こういった道具を使って空を飛ぶわけです。 こいつが私の愛機であります。ハンググライダーというやつです。 以前知り合いにこの画像を見せたところ、 「名前は付けてあるの?」「いや、特にないけど」「おかしい。貴様なら絶対変な名前をつけているはずだ」 というような会話がなされました。一体自分はどんなやつだとみなされているのか興味深いところです。 さて、いろいろ書こうと思っていたのですが、眠くなってきたので本日撮影してきました「鳥の目」の一枚を掲載して締めくくろうかと思います。 確か高度は300m付近。ちょっと空気が荒れ気味でしたが何とか撮影してきました。 自分は今日はぜんぜん高度が上がりませんでしたが、うまい人は2000mほどの高さまで上がったとのこと。 一体2000mともなるとどのような景色が広がっているのか。まだまだひよっこである自分には想像もつきません。いつか雲の底までいってみたいものです。 #
by himajin1208
| 2006-11-13 00:08
| 鳥の目
2006年 10月 24日
オデンがおかずであると主張したら変人を見る目で見られた。
シチューをご飯にかけて食べるといったら、変態を見る目で見られた。 納豆ご飯にマーガリンを混ぜるといったら、異国の人を見る目で見られた。 我が家の食卓はそんなにも異常だったのだろうか。 そんな私ですが、「お好み焼きはおかずになるか?」という話題では多数派に立つことが出来ました。 (関東在住 23歳 会社員 匿名希望) #
by himajin1208
| 2006-10-24 00:46
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